就労支援事業所きまま舎
きまま舎スタイルで行こう
就労支援事業所きまま舎は開所より13年となりました。
現場も高齢者施設2現場、天寿園カフェ、まちなかほっとショップの大きな4現場の他、コーヒー販売やデリバリー、次亜塩素酸水溶液(クリーンキラーA)製造販売、布製小物製作販売、週に1~3回の高齢者施設清掃2現場、内職と着実に増えてまいりました。
あらためて、日々通って来てくれるメンバーのおかげで、このような様々なことが出来ていると感じております。
ある研修先で精神の障がいを抱える30代の女性が「なぜこんな病気になったのだろう、病気になる前に戻りたい、これまではずっとそんな風に思っていたが、仕事をする喜びと感謝される喜びに出逢い、明日はこうしたい、こんな風になりたい、そう考えることができるようになった」と話してくださいました。
きまま舎がスローガンとして掲げてきた「就労こそが居場所」と重なったこと、またその方の笑顔が大変素敵だったこと、思わず涙が流れました。
「来てよかった」「悪くない1日だった」「明日はどんな1日だろう」「明日も頑張ろう」そんな風に思える日が増えるよう、これからもメンバーひとりひとりの言葉や表情に心を寄せながら関わってまいりたいと存じます。
2022年10月 就労支援事業所きまま舎
所長 星 ゆり子
就労支援事業所きまま舎の10年を振り返って
きまま舎の説明 ~スタッフからの一言~
真柄 渉
2009年ニート・引きこもりの就労支援の場としてスタートしたオープニングメンバーです。人様に誇れるような人生を送っていない自分に何ができるのだろうか・・と思いながら10年以上が経ちました。様々な利用者との出会いで確信を持っている
のは、「共に悩む」「共に考える」「共に答えを探す」といった伴走型支援、つまり人として向き合う事が一番大事だと思います。その一番大事な事を今後も、忘れずに頑張っていきたいと思います。
佐原 茜
居場所から就労まで、利用者のみなさん一人ひとりに寄り添った支援(日々勉強中です)を心がけています。少しでも不安なことを、いつでも気軽に相談していただけるような、親しみやすさと笑顔でお待ちしております。
須藤 美智子
私は、いつも笑顔で利用者さんに元気を与えられる存在でありたいと思っています。天寿園カフェkimamaでは、利用者さんの個性を理解し、良い点を伸ばして、日々利用者さんに感謝しながら笑顔あふれる現場づくりを心掛けています。
きまま舎の沿革
・2009年、新潟地域若者サポートステーションと連携し、ニート・ひきこもりと言われる若者の仕事体験と居場所として、コミュニティカフェ鳥の歌をオープン(ふるさと基金事業)。
・2012年より、地域活動支援センター・コミュニィティカフェごっちゃとして継続。
・2014年4月から就労支援事業所きまま舎(就労移行支援/就労継続支援B型/自主事業)となる。
・2015年、コミュニティカフェごっちゃを天寿園カフェkimamaに移転。
・2018年「定着支援サービス」スタート
・2021年4月からまちなかほっとショップ受託
現在に至る
日々の仕事
●清掃(高齢者施設での日常清掃 東区に2現場 ワゴン車2台で向かいます)
●天寿園カフェkimama(鳥野潟にある中国式庭園天寿園内にあるカフェを運営しています。接客・調理補助・弁当の宅配)
●お話し相手(高齢者施設での高齢者のお話し相手や介護補助)
●除菌剤 次亜塩素酸水「クリーンキラーA」の製造と販売
●まちなかほっとショップ(中央区役所3F)
※仕事により、100円から1500円/日の工賃が支払われます。
日々の仕事以外に
居場所の展開(しゃべり場など)
困り事の話しあい(月1回)
ティータイム(毎月最終水曜)
カラオケ・お花見・大忘年会・懇親会など随時(コロナ禍で休止中
これまでの就労実績(自主事業による就業者も含む)
●2009年~2011年度(2年6ケ月) 進路決定者数:24名(うち就労14名)
●2012年~2013年度 就労者数:5名
●2014年度~の就労決定者数
事務 | その他 | 飲食 | 清掃 | A型 | 介護福祉 | 製造 | 軽作業 | 合計 | |
2014年度 | 2 | 0 | 1 | 2 | 0 | 2 | 0 | 4 | 11 |
2015年度 | 0 | 0 | 1 | 2 | 4 | 3 | 0 | 2 | 12 |
2016年度 | 1 | 0 | 2 | 5 | 1 | 0 | 1 | 0 | 10 |
2017年度 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 |
2018年度 | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 5 |
2019年度 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 |
2020年度 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 |
就労定着率
2014年度から今年度
離職者10名/就労者48名=定着率79%
卒業生の声
Aさん 【株式会社ツクイ 介護補助・清掃】
清掃・介護補助の仕事に就きました。就職から1年、希望としていた介護補助の業務も任されるようになってきました。
きまま舎の清掃では、職員の皆さんに綺麗にする方法や、なぜ綺麗にするのかを教わりました。時に辛いと感じたり、行きたくないと思う日もありましたが、希望の仕事に就くことができ、今は頑張ってよかったと思っています。定着支援サービスも使い、きまま舎の職員の方に毎月訪問してもらい、不安なこともその都度解消できています。
Bさん 【ささえあい生協 そろっと 清掃】
きまま舎が初めての福祉サービスでどういう所かやどういう人達が居るのか不安な事もあったのですが、職員が優しく声掛けをしてくれて緊張が和らいだのを覚えています。高齢者施設の日常清掃では職員、利用者が協力しながら作業します。複数の作業を任されてやりがいを感じる様になりました。今はささえあい生協の職員として清掃を行っています。
Cさん 【けやき福祉会 介護職】
私はきまま舎の移行を利用して清掃作業をしていました。初めの頃は職員に何か悩みがあったり辛い事があると現場にいけない日がありました。そんな中、気持ちを整理する為にも沢山話を聞いてもらい少しずつ現場にも行ける様になり「私は仕事をたい」と強く思うようになりました。周りのサポートもあり、ずっと憧れていた介護職に就くことができました。これから先も色々あると思いますが、きまま舎スタッフや仲間達がついていると思うと前に進める勇気が持て、頑張れると思っています。
その他の主な就職先
原信/㈱ケーズデンキ/㈱亀田製菓/マルタケ㈱/㈱DeNA/㈱クラッシュアンドカンパニー/㈱新潟ビルサービス/ホテルイタリア軒/スーパーマルイ/須坂屋そば/きんしゃい亭/㈱新潟総合フードサービス/キャノンイメージングシステムズ㈱/カプリチョーザ/ガスト/ウオロク/セブンイレブン/アルファ食品㈱
現在のきまま舎の体制
就労移行支援(定員6人)/就労継続支援B型(定員25人)/就労定着支援
職員数:12人/利用者数:48人/
開所日:月~金9:00~16:00 閉所日:土日祝日(天寿園カフェは月曜のみ定休)
利用対象者
主に精神障がい・発達障がいの方(または精神疾患の診断を受けた方)を対象としていますが、それ以外の方(障がいのない方も含む)もご相談ください。
きまま舎の利用の流れ
①相談・見学・体験(いつでも見学できますので、お気軽にご連絡ください)
②申請(お住まいの区役所に行き、障がい福祉サービスの利用申請を行ってください。)
③認定・通知(サービス利用が認定されましたら、受給者証がご自宅に送付されます。)
④契約(受給者証をご持参いただき、きまま舎と利用契約を交わしていただきます。)
⑤利用開始
アクセスMAP 就労支援事業所きまま舎
天寿園カフェKimama
〒950-0933 新潟市中央区清五郎633-8天寿園内
TEL/FAX:025-385-6570
TEL/FAX:025-385-6570
アクセスMAP 天寿園カフェKimama
- -天寿園内- 天寿園カフェKimama
運営団体:ささえあいコミュニティ生活協同組合新潟
(法人理念:ささえあいの地域社会づくり)
法人設立:2006年2月24日
出資金:1億2千万円
主な事業所:新潟市ひきこもり相談支援センター/三条地域若者サポートステーション/長岡地域若者サポートステーション/【以下 小規模多機能型居宅介護事業所】ささえ愛あわやま(新潟市東区)/ささえ愛きたかみ(新潟市秋葉区)/ささえ愛わりの(新潟市江南区)/ささえ愛下山(新潟市東区)/ささえ愛いしやま(新潟市東区)/ささえ愛ゆう(新発田市)/ささえ愛あいの山(佐渡市)/ささえ愛はよし(佐渡市)/ささえ愛おうみ(新潟市中央区)/ささえ愛まえかわ(長岡市)/【居宅介護支援事業所】居宅介護支援事業所ささえあい【グループホーム】ささえ愛なかよし家(新潟市秋葉区)【デイサービス】上海府デイサービスゆきわり荘(村上市)【地域コーディネーター】ささえあい広場【佐渡市生活支援体制整備事業(佐渡市業務委託)】希望の庵良寛(新潟市秋葉区)/ささえあいグループ:医療法人社団ささえ愛よろずクリニック/社会福祉法人けやき福祉会 あい・いからしの郷
天寿園カフェKimama