本文へ移動

理事長からのメッセージ

創立15周年を迎えて いつまでも 地域でささえあいながら 暮らしつづけたい  

理事長 高見 優
  新型コロナウィルスのため、15周年を祝う集まりを持つことができず残念です。本誌を介して、皆さんに御礼を申し上げます。

 創立15周年の現況報告だけでなく、今回はとくに、ささえあい生協の現状について、皆さんの声を聞かせていただきたいと考えました。というのは、法人設立以来、ひたすら地域ニーズを生業にする方針に沿って「福祉・生きがい・仕事おこし」の事業・運動を進めてきましたが、事業規模・法人組織が急激に大きくなったことにより、様々な問題や課題が浮かび上がっているように感じたからです。

 本年(2021年)3月末現在、組合員1,557人、職員258人(平均52.4歳、平均勤続5.2年)、事業高10憶円超、出資金1.34憶円、純資産(資本)2.64憶円で、それらの数値は10年前(2010年度)の2~6倍となっています。そして介護や就労・相談支援、笑天街イベントなど、当生協の事業等サービスを利用した方は年間延べ18,000人(毎月1,500人)でした。
 私たちは「3つの協同」(働く者、利用者、家族、そして地域との)
で「よし仕事」を目指して日々努力していますが、数値に表れにくいサービス内容について現場の報告をまとめ「よい仕事・事例集」を作成し、みんなで学び合っています。」
 「よい仕事」とは、一人ひとり異なる見方があるかもしれませんが、仕事の質や働きやすさ、サービスの利用者(受け手)の評価などからある程度客観的なレベルがあるでしょう。その時点における「よい仕事」をさらに改良・改善できないか検討・研究する余地があり、常に(永遠に)成長プロセスの途上にあると考えています。⤵⤵⤵
今の時代・この社会の状況はどうでしょうか?新型コロナウィルスは「人獣共通感染症」だという指摘があります。熱帯雨林など自然環境が破壊されて生物多様性が失われ生態系のバランスが崩された結果、感染した動物から人間社会にまで蔓延したという。「人新世」(人類が温暖化などの気候変動、プラスチックや核による汚染などで地球危機をもたらす地質年代)にあって、あらゆるものを貨幣・商品に変える経済至上主義、世界単一の資本市場(グローバリゼーション)が、すべての国・地域にまで押し寄せてきています。いのちの循環(自然環境)を断ち切り、人間のつながり(社会関係)を分断し、家庭や学校、職場、地域の共同体を破壊し、貧困や核差、孤立を増大させています。そして人々は
、社会や政治に不信感を抱き、仲間であるはずの他者(人間)や自然(いのち・動植物、環境)をも切り捨てて自分の身を守ろうとしています。 しかしその反面、人々は互いに助け合う・支え合いの心をもって、協同・連帯の輪をしっかりとつくり、広げようともしています。
コロナ禍で急速に生活困窮に陥った方々、とくにひとり親家庭に対する「子どもの未来応援プロジェクト」(新潟県フードバンク連絡協議会)には、支援を求める方がこの1年で約5千人(その多くがひとり親世帯)に上っています。「何とか工夫し我慢した・できていたが、限界が来ている...」、社会には様々な法制度があるはずなのに線引きがあり使いづらいという。支援する市民・企業が増え、遅れて行政も動き出し、100人近くのボランティアが全県で活動中。この社会も捨てたものじゃないと思います。 ⤵⤵⤵

 
 グローバル勢力(多国籍企業・多国籍金融機関など)は、地球上どこにでも進出する機会をうかがっており、M&A(企業の吸収・合併)や投資・投機を仕掛けてきます。介護業界大手のニチイもツクイも国際ファンドに買収されました。
 このように、時代の大きな流れ、社会の激しい動きに対して、私たちは時に無力ですが、だからこそ私たちは「3つの協同」で職場・地域の仲間、そして地域を超えた連携を強める必要があります。いま順調であっても、いつ何時どうなるかわからないのが現代社会ですから...。
 私たちも、本来の人間らしい、一人ひとりが大切にされ、いのち・自然と深くつながり支え合って暮らすことができる、社会的連帯経済をベースとする文化的にも豊かな地域共生社会を築いていきたいと思います。

 
昨年12月、私たちの長年の夢が叶い、全党・全会派の賛成で「労働者協同組合法」が成立しました。世界の協同組合陣営からも、画期的・奇跡のような法制度と言われています。それは、「(就労機会が確保されていない現状を踏まえ)組合員が出資し」「意見を反映して」「事業に従事」し、「地域における多様な...事業が行われ...」「持続可能で活力ある地域社会の実現」を目的とすることが、同法に明記されたからです。
 私たちが、当生協設立以来、理念として掲げ目指してきた『協同労働』そのものです。これからは自信と確信、勇気をもって、一人ひとりが同法の考え方を内外に広げ、働きやすい、暮らしやすい、そして生きやすい地域社会を、みんなの手で築いていきましょう。

【2021年8月  ささえあい生協15周年記念誌のあいさつより】

【連載】   ともに 支えあって 生きる社会をめざして 

想像力が 未来を 切り拓く
~ささえあい・地域共生社会を目指して~

井戸端会議つづき


             2021年6月 会報81号
私たち(一人ひとり)が 一番 大切にしたいこと
~ささえあい10年夢ビジョンの実現に向けて~

井戸端会議 全号の連載15をめぐって


 過度の「依存」は辞めよう!過ぎたるは及ばざるがごとし
~こんな時代・社会だからこそ、みんなでよく考えて、必要な改革を進めよう!
          
           2021年2月 会報79号
「みんなちがって みんなたいへん」~だからこそ、支え合おうよ!ご意見ご感想をお寄せください。

     2020年12月 会報第78号 <新年のご挨拶>
 昨年(2020年)は、新型コロナウィルス感染症や災害の多発などで社会に不安と混乱をもたらし、私たちの事業現場でも役職員、利用者家族、関係者の間で情報共有しつつ緊張感をもって過ごしております。皆さんも、引き続き細心の注意を払ってください。

 前回の<連載12>を読んで、組合員Aさんからご質問をいただきました。ありがとうございました。
 
           2020年8月 会報第76号 
「協同組合は、自分たちの力と責任でで、民主的に、平等で公平に、そして連帯して ものごとをすすめていくく。」  
 
ささえあい生協の「価値を高め、地域に発信し」「結束を強め、仲間の輪を広げよう!」
 
                      2020年4月 会報第74号

                      2020年2月 会報第73号

          2019年12月 会報第72号
 
          2019年10月 会報第71号
 
          2019年8月 会報第70号
 
          2019年6月 会報第69号
   
          2019年4月 会報第68号
 
          2019年2月 会報第67号
 
          2018年12月 会報第66号
 
          2018年10月 会報第65号
   
          2018年8月 会報第64号
              
 
 
 
 
 
ささえあいコミュニティ
生活協同組合新潟
〒950-2026
新潟県新潟市西区小針南台3-16
TEL.025-378-6181
FAX.025-230-6680
MAIL seikyou-jimukyoku@sasaeai-coop.com
高齢者が主体となり、経験や知恵を出し合い、福祉事業を始め、ニーズにあった事業展開を目指しましょう。仲間と一緒にささえあい生きがいをつくり出す全県規模の生活協同組合です。

 
TOPへ戻る